岐阜県関市下有知にお住まいのお客様より、
「今まで問題なく視聴できていた地デジが突然映らなくなったため、一度見てほしい」とご相談をいただきました。
建物は平屋ですが一部2階部分がある戸建て住宅。
アンテナは既設のサイドベース金具で設置されており、地デジ視聴をされていました。
調査の結果、屋根上に放置されていたアンテナ配線ジョイント部分に雨水が侵入しており、
浸水によるショートで芯線が溶けて途切れている状態でした。
施工前ジョイント部
施工前ジョイント部
既存配線
また、テレビ信号を増幅するブースターも浸水の影響で故障しており、
結果としてテレビが映らなくなっていました。
既存の配線ルートでは、サイドベースから下に垂れたケーブルが外壁沿いにむき出しで放置されており、
防水処理や固定もされていませんでした。
このような状態では、
✓ 雨水侵入 → ショート
✓ 紫外線で被膜劣化
✓ 強風や鳥害による断線
✓ 最悪、漏電や火災のリスク
が発生する危険性があります。
サイドベース設置は高さを確保できる反面、配線ルート処理が非常に重要です。
作業内容
・破損したジョイント部を切り戻し、新規コネクタで再接続
・自己融着テープ+絶縁テープによる防水処理を二重施工
・故障したブースターを新品に交換
・外壁沿いの配線を整理し、固定クリップで留め直し
施工後ジョイント部
施工後既設配線箇所
交換後ブースター
アンテナ工事ではアンテナ本体の性能よりも、配線処理の質が耐久性を左右します。
弊社では以下の基準で施工を行っています:
✓ 屋外配線は必ず固定し放置・垂れ下がり防止
✓ ジョイント部は防水処理を必ず実施
✓ 外壁に沿うルートは紫外線・雨だれを避けた位置を選定
✓ ブースターや分配器の固定・保護を徹底
補修・交換後に電波チェックを行い、
地デジ放送が安定して映ることを確認しました。
施工スタッフ:1名
作業時間:約60分
■よくある質問
Q. 配線の補修だけで直るケースもありますか?
→ はい。アンテナ本体が正常で配線劣化のみの場合、補修で改善することがあります。
Q. 外壁に配線が出ているのは危険ですか?
→ はい。雨水や紫外線により劣化・ショートの恐れがあり、防水・固定処理が必要です。
Q. ブースターの寿命はどのくらいですか?
→ 一般的に7〜10年が目安ですが、屋外設置の場合は早期故障の可能性もあります。
今回のように、アンテナ自体は問題なくても配線施工の不備が原因で映らなくなるケースは多く見られます。
特に外壁設置タイプのアンテナでは、防水処理と配線ルート確保が重要です。
「テレビが映らない」「雨の日だけノイズが出る」などの症状がある場合は、
早めの点検と修理がおすすめです。
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